【映画】風立ちぬ

・2013.8.3(Sat),12:30(GMT+9) ※ネタバレあります

 何年かぶりの、邦画(前回は「のだめカンタービレ」)。スタジオジブリの作品をはじめて観た。



 常日ごろ、単細胞なモノの言い方を避ける癖がついてしまっている。
 ポリティクスに限らない。自分の言っていることも雑くて拙いことが多いくせに、テレビ番組で「××が今どきの常識です」「○○が(この間の選挙の)争点です」とか言っているのを聴くと、「こんな番組とか放送局、誰が有難がってやるものか。実態はもっと複雑なんや」と心の中で思ってしまう。
 で、黙っとったらええねんけど、時々つぶやいてしまう。感じは良くないよね(読み手の希望や欲求に真っ直ぐでないという意味で)。すびばせんm(__)m

 余談が過ぎた。
 この映画を見に行こうと思ったのは、「人には矛盾とか複雑さがあるで」というメッセージが宣伝の段階で出ていたから。
 この作品の「複雑さ」は多数あるけど、買ったパンフレットに明示されている例を一つだけ取り上げたら、「宮崎駿自身、戦闘機が大好きで、戦争が嫌い」等と書いてある。ジブリのプロデューサーはこれを「矛盾」と言ってるけど、例えば「坂の上の雲」を遥か昔に読み通したこと等を併せ考えれば「そのぐらいの事は言う/する/思うでしょうね」と思う。物語の主人公が「人物」である限り、そうなると思う。
 いろいろな意味で戦ってきた監督や関係者らしく、画面とか、音楽とか、筋書とかはやっぱりよくできてる。僕は最初にも書いたように1年に1~2本しか映画を観なかったから、モノ言う資格は全くないんやけど、僕自身にとっては「これは10回に1回の作品やわ」と思った。
 「愛する人が結核」ってとこだけは、「複雑さ」でなく「お約束」の出番であり、それはそれで観るものを程よく揺さぶってくれる。

 土曜日の昼というのに、150席ほどの映画館は空いていた。
 興味のある方は、お早めにどうぞ。
関連記事

コメント


トラックバック

GO TOP