電気主任技術者試験・不合格体験記!

2013.11.24(Sun),9:40(GMT+9) 大阪市中央区南船場4丁目

 惨敗でした! 根本的に勉強が足らんという事が、良く分かりました。
 ちょっとだけ振り返っておきます。


【電力・管理】120分

(問題1)流込み式水力発電所
 P=9.8QHη[kW]を使えば何とかなる、と思って、この問題に50分費やして、結局ダメダメだった。
 効率ηは出題者がわざわざ二次式でなく一次式に簡単化してくれたのに、積分し忘れるし。
 計算しては間違え、直し、また間違えて、直し、…戦力の逐次投入という、最低の戦法をとって自滅した。
 水力発電所の発電電力(この問題では最大効率で4万4千[kW]=原発1基の4%)、発電電力量のオーダ感を持っていなかったのが致命傷となった。
 だいたい、年間設備利用率22%なんて水力発電所があるか!(あるかもしれんけど)

(問題2)距離リレー
 回避

(問題3)遮断器関係
 ①電流協調 高圧交流遮断器の定格電流と定格遮断電流(8[kA]とか12.5[kA]とか)について書いてお茶を濁した(これじゃ電力系統というより、受電設備やんか)。
 ②近距離線路故障遮断(SLF) 知らん。すビバせん
 ③送電線1回線故障時の系統安定度の向上 2回線→1回線になれば回線あたりの P=VsVrsinδ/x がデカくなる(ホントは無効電力も関係あるような気がするけど)ので、sinδが大きくなり脱調する危険性がある。脱調前に再閉路すればその危険が減る、と書いてお茶を濁した。そんなことが書いてほしいんとちゃうことはわかってんねんけど

(問題4)2回線送電線のπ形等価回路 および 電圧を保つのに必要な調相設備容量
 いっちゃん勉強が不足していた分野。
 3種の受験者でも知ってるで、と情けなくなった。
 おまけに、問題文には「全ての定数はインピーダンスで表せ」と書いてあるのに、対地静電容量をアドミタンスで書くし。日本語が読まれへんのかお前は!あほぼけかすひょっとこ(※1)。0点。
※1 「枝雀寄席~不動坊」(1992)より。特定のお仕事を評するものではございません。

(問題5)支持高さの異なる架空送電線のたるみ
 解きかけたが、これは積分の計算に時間がかかりそう、と思ったので、回避。

(問題6)送電系統の構成で、「ループ系統」と「放射状系統」の特徴比較
 「ループ系統」だからどうだという事は知らん(すビバせん)ので、そもそも得点が無いと思う。それでも何か書いた方がイイので書いた。
 ①安定度および電圧安定性 ただ、仮に1回線としても受電点までは複数のルートがあるので、電線の定数が同じなら(同じと思えへんけど)送電端-受電端間のX[Ω]は小さくなり、相差角sinδは小さくなるから、安定度が向上すると書いてお茶を濁した。また、電圧降下も小さくなると書いてお茶を濁した。
 ②信頼度 仮に1回線なら「放射状系統」は送電端-受電端間のどこか一箇所でも事故が発生すれば受電不能となるから、信頼度を上げるには回線数を増やす必要がある、とだけ書いてお茶を濁した。
 ③潮流運用 潮流という言葉の定義をきちんと知らんかったのと、時間が無かったので、書かず。
 ④短絡電流 ループ系統は①で書いたようにXが小さくなるから短絡電流がデカくなるのと、一か所の短絡事故に対してその事故点を挟むように系統を遮断せんとアカン。一方、放射状系統の場合は、系統の末端(負荷側)に至るにしたがって短絡インピーダンスがデカくなる(ホントは違うと思う)から保護協調は比較的容易である、とだけ書いてお茶を濁した。
 以上、じぇんじぇんオハナシになりません!なのでCategoryは(整理の都合上「アート」になってますが)「お笑い」です!


【機械・制御】60分

(問題1)三相誘導電動機のトルク
 ①始動トルク
  一次側に換算した二次電流I2=E2/{(r2/s)**2+x2**2}
  二次入力P2=3I2**2×(r2/s)
  Ts=P2/ω0 これにs=1(始動時なので)を代入して
   ={3×E2**2×r2}/ω0{r2**2+x2**2} [N・m]
 ②始動トルクが最大になるr2と、その時のトルクTsm
  ①の式をr2で微分して=0と置いたら
  r2=x2[Ω]
 となった。そいつを①の式に代入して、
  Tsm=3E2**2/{2x2ω0} [N・m]

 ③r2が②の条件で、滑りsで運転しているときのトルクT
  T=(2s)/{1+s**2}×Tsm [N・m]

(問題2)同期発電機の並列運転
 回避

(問題3)三相ブリッジ接続のサイリスタ変換装置
 回避

(問題4)フィードバック制御系 と、状態変数フィードバック
 ①状態空間表現 sX(s)=Ax(s)+bu(s) & y(s)=cTx(s) のA,b,cTを求めよ
   ※問題文では(t)だが便宜上(s)と書いた
   A=[0 1/-2 -4] b=[0 1]T cT=[1 0]
  また、この制御対象が可制御・可観測であることを示せ
   可制御性行列[b Ab]のdet≠0なので可制御、可観測性行列[cT/cTA]のdet≠0なので可観測
 ②状態フィードバック
  det[sI-(A-bfT)]=s**2+(4+f2)s+(2+f1)
  特性根を-5±j10に配置するためのf1,f2
   f1=123 f2=6
 ③状態フィードバックを含めた伝達関数Gf(s)
  Gf(s)=1/{s**2+10s+125}
 ④ ②で求めたf1,f2のとき、フィードバック制御系(調節部Gc(s)=K/s のフィードバックをかける)全体の安定限界における三つの閉ループ極
  (開ループ)一巡伝達関数F(s)=Gc(s)×Gf(s) のsにs=jωを代入した一巡周波数伝達関数F(jω)=-a+j0となる(つまり180°遅れとなる)ω0=5√5 なので、この時-a>-1であれば閉ループフィードバック制御系は安定。これよりK<1250(確か)。この安定限界K=1250を上式に代入して、閉ループ系の伝達関数を求めると、その特性方程式はs**3+10s**2+125s+1250=0。
 これを解いて、三つの閉ループ極は、s=-10,j5√5,-j5√5 となる。(1番目は減衰極、2番目と3番目が振動極)
 以上、大ウソこいてても責任は取りません。あしからず:-)

 帰宅してから体重を量ってみたら、食べてばっかりやったのに、1か月前と比べて2[kg]も減少してました。
 明日からは、延び延びになっていた「3種」に向かいます。
 以上です。枝雀。
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コメント

ようこ #-

受験お疲れさまでした。
私も試験を受けたばかりなので、あの独特の後味が
ブログから伝わってきます。
それにしても、120分と60分だと集中力と体力が要りそうですね。
2kg減というのもうなずけます。

本当にお疲れさまでした。(私も疲れた~:笑)

2013年11月24日(日) 23時09分 | URL | 編集

シブ #6o31QazA

★コメント第19号! ありがとうございます

 ようこさん、おはようございます。
 Vielen Dank für Ihren Kommentar!
 ようこさんもお疲れ様でした。(もしかして1te. Niveau?)

 普段、クライアントさんに「受験対策講座」等にお越しいただいていて、
 「試験が始まったら深呼吸して、まず問題文を最初から最後まで全部読んで下さい」
とか、エラそうなことを言っていたのですが、久しぶりに自分自身が受験者になって、受講者のみなさんの焦る気持ちがわかったような気がしました。

 今回は不合格間違いないのですが、仮に合格しても、免許皆伝とはとても言えませんね。「問題を出せる」程度の実力が付けば、試験場でも相手を呑んでかかれると思います。

 今日からは、パチンと切り替えて、今日から7日間、電気保全マン1年目研修です。
 三相交流回路の変圧器結線(スターデルタとか)を実習していただきます。
 またよろしくお願いします。

2013年11月25日(月) 07時32分 | URL | 編集


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