はじめてのWien① 関西直行便消滅の危機! Lufthansaスト決行!

「はじめての~」シリーズ・ウイーン編です。以下目次:
② Route 66 in Germany
③ 旅行鞄、爆破💣
④ 5回もやり直しをさせられる
⑤ 恒例・各国自動車連盟美女めぐり オーストリア編
⑥ 楽譜探しはここへ行け! ドップリンガー書店
➆ ヴィーナーシュニッツェル/ターフェルシュピッツ
⑧ ★★★★★5つのゴハン
⑨ ウイーン工科大学~カラフル・カラーコード・チャート
⑩ なにゆえオーケストラの演奏者は「私語」が多いのか
⑪ 女の理解は困難ナリ~オペレッタ「メリー・ウィドウ」
⑫ 600テラヘルツ[THz]のカラーを良く見たことについて
⑬ 祝・運行150年~Straßenbahn in Wien
⑭ この街で一番緊張した場面 ~ ウイーン音楽大学
⑮ シュランメルとともに去る

「はじめてのニューヨーク」は コチラ をクリック


・Sonntag, 01.Dez.2013 im Internet

 去年、6年ぶりに海外に出かけたことに味を占め、ニューヨークから帰らないうちに次のフラグが立った。
 ただし、目当ての催物にいつどこで出会えるかがまだ判らなかった。
 数か月後、Yahooドイツ版でヒット。このやり方は、首都東京のY.K.さんにヒントを戴いた。御礼申し上げます。

 電気主任技術者の試験が終了した後、12月1日、LufthansaのWebでフライトの予約確定。
 4月2日(水)関西(KIX)1010 → 1500フランクフルト・アム・マイン※(FRA)1630 → ウイーン(VIE)1750
       ※以降、「アム・マイン」am Main は省略します(長いので(^-^;)。
 4月7日(月)VIE1250 → 1410xxx
 4月10日(木)xxx1045 → 1200FRA1340 → 4月11日(金)0730KIX
 「普通運賃」で購入した券でもない限り、取り消しや変更はできないものと思い込んでいたので、フライトの日時を軸に仕事の調整をし、宿やその他のスケジュールを確定させていった。
 ところが、確定後に2回も旅程を変更する事になった。以下、その顛末:



・Sonntag, 22.Dez.2013

 どうも最近Lufthansaからのメールが多いなと思ったら、「アナタのご予約便は、時刻について変更が発生しています。予約の変更をご希望の場合は、本日より14日以内にルフトハンザまでご連絡ください。」と書いてあった。出発が3時間、到着に至っては5時間以上も遅くなっている。

  (変更前)4月2日(水)KIX 1010 →(LH741)→ 1500 FRA 1630 →(LH1240)→ 1750 VIE
  (変更後)4月2日(水)KIX 1315 →(LH741)→ 1800 FRA 2150 →(LH1246)→ 2310 VIE

 最初に予約した時はフランクフルトで乗り継いで一気にウイーンへ着く予定だったが、送られてきた時刻表ではウイーン着が日本時間で午前6時10分。徹夜するようなものである。身体がもたないので、ルフトハンザのコールセンターへ電話を入れて、乗り継ぎのフライトを変更してもらった。

  (変更後)4月2日(水)KIX 1315 →(LH741)→ 1800 FRA 翌日1150 →(LH1238)→ VIE 1310 

 このLH741と言う便は、13年前からほとんど変わっていなかったのだが、これが成田始発に改正された。つまり、
  (ダイヤ改正前)          KIX1010 → FRA1500
  (ダイヤ改正後)成田(NRT)1000 → KIX1300 → FRA1800
 要するに関西-ドイツの単独便は無くなった。
 関西と、首都圏の空港とでは、人口規模もさることながら経済規模はおそらく桁一つの違いがあるだろう。
 成田の客と関西の客を乗せても座席に余裕がある。

 だから、もしかしたら、ルフトハンザの関西便は消滅するのかもしれない、と不吉な予感がした。
 関西からフランクフルトまで経由地なしで飛ぶ便が今残っているだけ良しとしなければならない、精々今のうちに乗らなきゃなと思った。

 先にも書いた通り、2週間以内に限りkostenlosコステンロース=無料で変更を受け付ける、と書いてあった。
 コステンロースはエエんやけど、移動日が1日増えたので、滞在日が実質1日減った。
 今回は昨年のNYの様に「同じ宿に7泊」という滞在でなく、2都市を回るプラン。月曜日を移動に当てていたが、現地でどう過ごそうか、特に店舗の開かない土曜午後と日曜日について悩んだ。



・Freitag, 28.Marz.2014 11:30 Lufthansa Call Center anrufen

 その少し前から、たまたま日本語版・英語版・ドイツ語版のLufthansaのtwitterを購読していたんやけど、この3月28日(金)の夜、英語版とドイツ語版に、ストライキ予告が発表された。

げげっ

 HPを確認すると、ドイツ語版トップページに"Streik"の文字。詳細を見てみると、1回だけ無料でUmbuchenつまり予約の変更ができるという。Umbuchenなんて単語見たこともなかったが、文脈上明らかやった。ストの期間は4月2日~4日であるが、どのフライトが欠航するのかはこの段階で明らかでなかった。
 4月2日のKIX発が飛ばなければ台無しである。4月1日から会社を休むのは気が引けたが、3月29日(土)の朝、上司に電話して許可を貰い、出勤して大急ぎで出発前の残務を整理することにした。
 同時に東京のルフトハンザコールセンターに電話。この段階で日本語HPや電子メール等で情報は一切出ていない。
 裏返して言えば、日本語のtwitterに情報が流れたり、チケット購入者にストライキ予告の電子メールが送られてからでは遅い、と思った。何故気づいたかと言うと、これはLufthansaではないんやけどドイツの空港職員のストが3月下旬にもあって、ちょっとアンテナが立っていたのだ。僕のtwitterのフォローとフォロワーは両者とも25しかないので、"Streikankündigung"ストライキ予告の文字が、かろうじて目に留まってくれた。アーメン
 結論から書くと、こうなった。帰国便は変更しないので省略。

・変更前 4/2(水)KIX1315→FRA1800、4/3FRA1150→1310VIE、4/7VIE1300→1420xxx
・変更後 4/1(水)KIX1315→FRA1800、4/2FRA1250→1410VIE、4/6VIE1300→1420xxx

 電話は約30分所要した。ルフトハンザ東京の宮崎さん、ありがとうござびばした
 下のメモに30.Märzと殴り書きしているのは29日のマチガイ。
 
大がかりな訂正。赤ペンでぐちゃぐちゃ(>_<) 

シブ「ルフトさんは2日からストライキだそうですね。馬鹿馬鹿しいのでフライトを変更したい」
宮崎さん(以下敬称略)「ハイそうなのです。どのようなご希望ですか?」
シブ「まず4月2日関西空港発フランクフルトアムマイン行きのLH741便を、前日の4月1日に変更して欲しい。それから、4月3日フランクフルト発ウイーン行きも同様に前日に変えてほしい」
宮崎「…。関西空港発LH741便は空きがあるので大丈夫です。翌日のフランクフルト発ウイーン行きに座席の余裕がほとんど無いのと、4月2日になるのでこっちがストライキで欠航するかもしれません」
シブ「なければ列車でウイーンまで移動します。」
宮崎「は?」
シブ「DB(ドイツ鉄道)使います。7時間もあればウイーンに着くでしょ。」
宮崎「そうしますとややこしいことになりまして、それ以降の便に乗れなくなるとか、運賃が逆に高くなる可能性があります。ストなら仕方がないと言う事になるでしょうが、ともかく当日空港なり現地の弊社に連絡戴いて…」
シブ「要するに、ノーショウはダメと言う事ですね。だったらまずは席があるのかないのか結論を出していただけますか?」
宮崎「ご希望のフランクフルト11時50分発はあいにくございません」
シブ「どの時間ならあるんでしょうか。あるいは、4月1日の夜LH741から乗り継いで、その日のうちにウイーンに入る便はありませんか?」
宮崎「あいにく最終、ウイーン23時10分着の便しかありません」
シブ「それは日本時間朝6時10分です。徹夜するようなものなので無理です。2日の他の便を探してください。早朝深夜以外なら結構です。」
宮崎「午後の便ならございます。」
シブ「(なんのこっちゃリプトン紅茶。あるやんか。)何時発ですか?」
宮崎「フランクフルト12:50発、ウイーン14:10着です」
シブ「(朝寝坊できて理想的やんか。なんで最初からそれを言わへんねん!)それがあるならその便を下さい」
宮崎「本部の許可を…(以降話の内容忘れた)…(5分ぐらい経過)…確保できました」

 この段階でウイーン滞在が1日増えた。
 これで欲が出た。ウイーンから次の目的地へのフライトは4月7日月曜日だったので、これを6日の日曜日に変更して、町中の店が閉店する日曜日を移動日にしたい。

シブ「もう一つフライトを変更したいのですが」
宮崎「ハイなんでしょうか」
シブ「ウイーンから××××へ移動する7日月曜日の便も6日日曜日に変更したいのですが」
宮崎「承知しました…ハイ、確保しました」
シブ「××××からフランクフルト経由で関西国際に帰国するスケジュールに変更はありません。念のため」
宮崎「わかりました。無料で変更できるのは一回だけです。確定しますとその後の変更は無料では致しかねますが、これでよろしいでしょうか」
シブ「わかりました。では、念のためフライトの日付と時刻を復唱していただけますか?」
宮崎「かしこまりました」

 ファイナルアンサー。
 結局、休暇日数は1日延びた。しかも移動日が店舗の閉まる日曜日にスッキリと収まって、望外の結果
を得た。
 何と運の良いことか! ルフトハンザ労働組合よありがとう(どこまでお人好しやねん)
 日本語版のtwitterにストライキ予告が出たのは、それから6時間後のことである。
 電子メール?
 そんなもんは来たかどうかわからない。
 
3月29日午後5時付け

 結局、問題のLH741便は、出発する時点では「4月3日は欠航します」とだけHPに掲載されていたのだが…

 
4月1日付(出発後)。…知らん。


 ところで冒頭にも記した様に、LH741便は4月1日から成田始発関空経由に変更されたのだが、僅か3か月後の7月から、再び関西空港発10:00の元のダイヤに戻ることが決定している。
 つまり12月22日の「不吉な予想」は外れた。4月から6月の3か月間だけ特殊なダイヤで運航するという狙いは何やったのやろかと、今でも不思議ナリ。


(澁谷 光基)(渋谷 光基)

「はじめてのウイーン」次回は、第2回「Route 66 in Germany」
 4月24日(木)更新予定です。
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