はじめてのWien⑧ ★★★★★5つのゴハン

 今週は、旅先のパンを中心に説明しますよ。

 先週、僕の晩メシの貧弱さについて書いた。
 晩をメインにしない最大の理由は、「メインは朝ゴハン」だからである。

 ホテル選びのポイントもココである。と言っても特別ラグジュアリな宿である必要は無い。
 例えば4月1日(エイプリルフール!)、宿泊予約に失敗した挙句、慌てて駆け込んだフランクフルト空港のホテル案内所に、クシェットほどの幅しかないベッドのホテルをあてがわれたが、そういう宿でも下の写真の如く朝食だけはキッチリしている。コーヒー等も飲み放題。
 
ソーセージ。フランクフルターとニュルンベルガー

 ひるがえって、フランスだと、バゲット半分・コーヒー・ジュス程度で終了。
 朝食の呼び方からして"petit dejeune"=「小昼食」 であり、専用の名詞すら無い。ヨーロッパってさまざま。
 あとは、香港あたりの朝食にも興味があるけど、今のところ行ったことが無い。



 朝食室は6時半とか、7時に開くので、大体その時間に行く。
 最初にパンを選ぶ。
 説明の都合上、まず「白いパン」から。
 
フランクフルト・アム・マイン

 
ミュンヘン(2007年)

 上のようなパンの呼び方は各地で少しずつ異なっていて、「ゼンメル」は主にドイツ南部での名称で、場所が変われば、「ブレートヒェン」「シュリッペン」などと名前が変わる。下の地図を参照下さい。



 次にライ麦系(写真奥)。酸味があってとてもオイシイ。
 ライ麦100%が食べたくなったら、少し遠いけど加西市の「レーゲンボーゲン」がオススメ。





 日本へのお土産にも。ソーセージやハムなど肉類は日本に持ち込めませんが、パンは大丈夫です。
 日持ちするパンを下さい、とパン屋に尋ねて買えば、何日かは食べられます。

 次に、パンに何を合わせるか。 
 まずはSchinkenハムあたりから、いかがでしょうか。


 
Pilzきのこ

 
レバーペースト

 僕はチーズが嫌いなのだけど、余りに見た目が華やかなので、ちょっと挑戦してみました。



 次は紅茶です。
 ホントはホテル側が一番気合を入れているのはコーヒーであって、濃くコクがあってオイシイことは多くの方が認めるところなのですが、今回泊まったホテルには"Ronnefeldt"ロンネフェルト社の紅茶が置いてあったので、こればっかりとっかえひっかえ飲んでいたので、その分コーヒーを減らさざるを得ませんでした。
 加古郡播磨町の小さなパティスリー「Kuri」でこれに出会ってからのお気に入り。
 
まずはEnglish breakfast
 
Assam
 
ミント系。胃がスッキリする
 
中国茶

 ゲストがくつろいでいるところにカメラを向けるのは気が引けたので、室内の写真などが少ないけど、この他にも果物とか野菜とか色とりどりのジュースとかがあほほど用意されている。このホテルでは軽い発泡酒(シャンパーニュと呼べないけど、そういう系統)等もあって、朝酒としゃれ込むこともできる。

 
仕上げのコーヒー

 日本を出国してから帰国するまで、合計30回ぐらい食事をしたことになるけど、★★★★★5つの評価はこれらにマークするのが最も相応しいと思った。満腹になるまで時間をかけて食べて、昼飯が入らなくなっても、一向に問題無い。

 朝っぱらから特段どこかに出かけないとといかんと言う用件もないので、新聞やガイドブックでも眺めて「今日はどこへ行こかな」と、座席も快適やし、それこそ時々居眠りしながら2時間ぐらいボンヤリと過ごしていたい気分。

 ところがそうは問屋が卸さない。食事を始めて1時間程経つと、頭脳より腹の方が先に目覚めてしまい、終了せざるを得なくなるのである。ライ麦パンは実は食物繊維のカタマリであるらしく、かくして旅行中は連日快調で、食べる事のみならず出す方も実に豪快に堪能した。うおおおお。日本ではほとんど味わう事の無い感覚だった。シモの話ですビバせん。

(澁谷 光基)(渋谷 光基)

「はじめてのウイーン」次回は、第9回「ウイーン工科大学~カラフル・カラーコード・チャート」
 6月19日(木)更新予定です。
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