はじめてのベルリン⑨ PONSラテン語教室

・09.April 2014, 11:30,
 クーダム・KaDeWe百貨店


 日本人の僕にとって外国語は英語だったりドイツ語だったりするのだが、ドイツ語が母国語の人には「ラテン語」が入ってくる。
 現在の学校のカリキュラムまではは知らないけれど、23年前にGoethe-Institut Osaka ドイツ語教室で使っていたテキスト"Themen 3"テーメン・ドライ には、学校の時間割例として週に2コマぐらいの"Latein"が書いてあって、日本で言えば中学生ぐらいのものと推測した。

 先週レポートしたミサ曲の歌詞も、ラテン語。
 合唱を楽しんでいれば、ラテン語との縁ができる人も多いと思われるが、僕はオーディエンスになることなくいきなりパフォーマー側に入ったので、ラテン語というものが何者かがうまく呑み込めず、歌う時も歌詞の意味にはかろうじて触れたが、文法を考えたりしなかった。そもそも「ラテン語も他の外国語同様、用件を伝えたりするのに使う言語だ」という認識が無かった。

 なので、書店の語学のコーナーにラテン語の教材が当たり前にある、ということに少し「おっ」と思った。「各国語文法入門」"Grammatik auf einen Blick" という6ページもののカード。ラテン語とドイツ語を買った。

 
これを購入
 
 発売元:PONS GmbH(Stuttgart,Germany) ←ラテン語の単語翻訳もコチラでどうぞ。
    PONS Grammatik auf einen Blick←Web版「文法用語集」Grammatik auf einen Blick はコチラ

 「日本語」がどう説明してあるかと思って探してみたが、残念ながら日本語は無かった。


          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 例えば、ミサ曲通常文の
  "Gloria in excelsis Deo."
 (天のいと高きところには神に栄光あれ)には、
  "et in terra pax hominibus bonae voluntatis"
 (地には善き人に平らかなれ)という台詞が続くので、これを題材に。




■名詞 Substantivズプスタンティーフ 舌噛みそう(>_<)

"terra"=Erde(独語),earth(英語)の格変化Deklinationは以下の通りと書いてある。

        単数/複数
1格 Nominativ terra/terrae
2格 Genitiv   terrae/terrarum (注:上線は省略。以下同じ)
3格 Dativ    terrae/terris
4格 Akksativ  terram/terras
?格 Ablative  terra/terris

 ドイツ語の1・4・3・2格だけでも訳が分からんのに、もう一つ増えている。
 しかも実際はまだいくつかあるらしい(@_@。
 Ablativeは「奪格」と言うらしい。「どこから」「どのように」「何故」「どこで」「いつ」など、前置詞とともに用いる(と書いてある)。"in terra"なのでどうやらこれらしいが、全く自信はない(^^;




■形容詞 Adjektivアトイェクティーフ

bonus(=gut(独語)、bon(仏語))は次の様に性・格変化する。

        単数m./n./f.(男性形/中性形/女性形) ・ 複数m./n./f.
1格 Nominativ bonus / bonum / bona  ・ boni / bona / bonae
2格 Genitiv   boni / boni / bonae  ・ bonorum / bonorum / bonarum
3格 Dativ    bono / bono / bonae  ・ bonis / bonis / bonis
4格 Akksativ  bonum / bonum / bonam  ・ bonos / bona / bonas
?格 Ablative  bono / bono / bona  ・ bonis / bonis / bonis




■人称代名詞 Personalpronomenペルゾナールプロノーメン  

"laudamus te,"(主をほめよ)の"te"などはコレですね。こうなってるということをはじめて知った。
 フランス語などはこれと似ているのでしょうか。

        単数1人称/2人称 ・ 複数1人称/2人称
1格 Nominativ ego/tu  ・ nos/vos
2格 Genitiv   mei/tui  ・ nostri(nostrum)/vestri(vestrum)
3格 Dativ    mihi/tibi  ・ nobis/Vobis
4格 Akksativ  me/te  ・ nos/vos
?格 Ablative  a me(mecum)/a te(tecum)  ・ a nobis(nobiscum)/a vobis(vobiscum)




■動詞 Verbヴェルプ

 上の"laudamus"は動詞の「直接法」「現在形」「1格」「単数」「能動態」らしいのだが、この動詞の語形変化だけで60ほども掲載されているので、面倒臭いので、止める。




■不規則動詞 Unregelmässige Verbウンレーゲルメースィゲ・ヴェルプ

 英語のbe動詞、ドイツ語のsein動詞は、こうなる。


これだけある(@_@。…解説放棄!




 どんだけややこしいのやら。Die lateinische Grammatik ist sehr kompliziert!!
 こっちの学生が気の毒になってきた(^^;
 Ite, missa est. 解散!


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(澁谷 光基)(渋谷 光基)

「はじめてのベルリン」次回は、第10回「Kaufhausで昼飯食らう」 12月11日(木)12:00 更新予定です。

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