北海道バカンス記⑤ ヒョー、ショー、ジョウ




【5日目】(10月6日)晴 十勝川温泉-池田(道東道)足寄(国道241号)弟子屈-摩周湖-川湯温泉 193.7km

 今日は移動のみなので、朝ゆっくりして、9時過ぎに出発。
 天気がいい。道東道も空いていたのでついついスピードが上がる(燃費にはよくない)。10時前に足寄インターを降り休憩。大体1時間に一回は休憩を入れるようにしている。この先は少しずつ山道になってゆくが、概して道は整備されている。時々停車して写真を撮ったりしてみる(1枚目:足寄町内)。
 車中、大概はカーラジオで地元のSTVかHBCを聴きながら走るのだが、今日はNHK第一に合わせて、吉田照美氏のインタビューを聴く。NHKのアナウンサーが文化放送の番組名を連呼している。
 NHKに合わせる目的がもう一つあって、北海道に来たら「ローカルのローカル」ニュースを聴きたいと思っていた。正午からのニュースは、東京から15分放送した後ローカル(たとえば大阪)が5分なのだが、北海道の場合はその5分を3分と2分に分け、最初の3分を札幌から、残りの2分は北海道の各地域から放送する。昨日は帯広第一放送(JOOG)、今日は釧路第一放送(JOPG)、明日は知床なので北見第一放送(JOKP)という具合である。2分なのでニュースは一本だけで、今日は「釧路市のJRを跨ぐ旭跨線橋が工事のため4車線から2車線に削減」というものだった。昨日の帯広は「今年の大豆・小豆の生産は順調、ビートはやや遅れ」。正午前のコールサインも聴く。何ということはないが、遠くまで来た、という感じがして和む。「ローカルのローカル」ニュースはテレビにもあって、18時45分から5分間。他に、18時53分から3分間、ローカル(たとえば、釧路根室地域)の気象情報があり市町村別の天気予報が流れる。他にもあるらしい。NHKの「放送局」は統合(支局へ格下げ)が進み、2つ以上ある都道府県は北海道を除けば福岡県(福岡局と北九州局)だけになっている。昔は姫路なども「放送局」であった。
 十勝と釧路の峠を越える前にある景勝地がオンネトー。ここから噴煙をわずかにあげる雌阿寒岳が見える。
 さらに東へ進み、峠を越えると阿寒湖畔。ここで昼食にした。ここのところ朝食夕食とも和食が続いたので、パン屋でパンとコーヒーにする。フリーインターネットがあった。こんなところで景色も見ずに「はじめようマイ・バー」にログインしてしまう。
 そのあと、また峠を越えて弟子屈市街経由、摩周湖へ。霧の摩周湖というが、視界良好。ただ、湖と反対側の景色の方が印象深かった。
 16時川湯温泉到着。ホテルマンに荷物を持ってもらった。建物は古いが、中で働いている人の姿はしゃきんとしている。部屋で茶を一杯飲んだ後、温泉街をふらふらし、「川湯相撲記念館」(2枚目)へ。川湯出身の横綱大鵬の顕彰館である。
 この記念館で一番ツボに来たのは、「パンアメリカン航空杯」(3枚目)。子供のころ、大相撲千秋楽の表彰式の際、大相撲ファンで知られた同社のデビッド・ジョーンズ氏が張りのある声で「ヒョー、ショー、ジョウ」といかにも外国人然とした日本語でスピーチし、優勝力士にこのトロフィーを授与するのをテレビで見て毎回ゲラゲラ笑っていた(単純なヤツ…)のだが、そのトロフィーのレプリカが展示されていたのだ。気分が高揚した。どこで何を見つけるか、本当にわからない。
 そしてこの日の晩に、ノーベル化学賞のニュースが飛び込んでくるのだった。
関連記事

コメント


トラックバック

GO TOP