北海道バカンス記④ 馬を訪ねて




 旅行記続き。「ですます調」と「である調」が混在しているので一旦「ですます調」に統一してみましたが、読み返してみるとどうも気色が悪いので、今しばらく混在させておくことにします。

【3日目】(10月4日)雨 札幌(道東道・日高道・国道235号・236号)浦河優駿ビレッジAERU  189.9km

 今日からレンタカーで周遊。ホンダのインサイトを運転するのは初めてだったので楽しみだった。停止するとエンジンが止まるのはプリウスと同じだが、ブレーキペダルから足を話すと自動的にエンジンが掛かってガクッと振動を感じるところがちょっと違う(プリウスはブレーキペダルから足を離してもしばらくは電気モータのみでクリープできる)。燃費がどうなるか楽しみだ。
 新冠の道の駅で昼食をと目論んだがレストランが定休日。やむなく新冠駅の浜側へまわり、蕎麦屋を見つけた。かしわそば700円。出汁が真っ黒だ(関西人はすぐそれを言う)。愛想の良い女将さんから椎茸と南瓜の天ぷらをサービスしてもらった。店を出たところで強風、傘が故障し、静内のポスフールで買い換え。
 日高は馬どころ。大雨なので放牧はしていないのかなと思ったが、外に出している牧場も少しあった。大雨に濡らす方がかわいそうなのか、厩舎に閉じ込めておく方がかわいそうなのか、翌朝乗馬のお兄さんに聞いてみたら、繁殖牝馬はデリケートなので出さないとか考え方はいろいろあるらしい。
 宿に到着したら疲れが出てしまい、3時半ごろからしばらく昼寝。晩御飯はつぶ貝の釜飯をいただいた。

【4日目】(10月5日)晴 浦河(国道236号)帯広(国道38号)音更町・十勝川温泉 145.0km

 昨日までとは打って変わって素晴らしい天気。AERUで9時から1時間の乗馬を予約してあったので、昨日でなくて良かった。
 朝食の時北海道新聞を読むと、3日行われた競馬の凱旋門賞(パリ)で、むかわ町出身のナカヤマフェスタ号が惜しくも頭差の2着。新聞の日高面がこれを「むかわの誇り、町庁舎に祝いの垂れ幕を掛ける」と報道。しかし惜しかったなあ。優勝していたら日本馬初で、競馬界や日高地方は後日のノーベル賞級の大騒ぎになっていただろう。
 さて、乗馬は1年ぶりなので、馬の操縦の仕方を覚えているか不安だったのだが、歩け(両足で合図)、止まれ、右行け、左行け(以上手綱で合図)。案外覚えていて観光牧場程度なら支障なさそうだ。今日のパートナーは♂・年齢不詳・半血種のコウタロウくん(写真1枚目)。木の枝葉が大好きで、すぐ歩くのを止めて首を伸ばして食べる。そのたびに両足で蹴り(歩けの合図)を入れるのですがダメ。食べたいだけ食べられてしまいました。前を歩くインストラクタ(お兄さん)の馬はそういうことはないのだが、私なんぞの教育的指導では怖くもなんともないようだ。あはは。
 浦河でも少し山中に入るこの地は、とても静かで、深呼吸したくなる。過去に日本ダービー等を制したサニーブライアンなどの功労馬の放牧を見ながら、ゆっくりと歩いてゆく。
 1時間たって馬を下り、インストラクタに教えてもらって馬の顔を触らせてもらった。鼻(鼻の2つの穴の間)や、あごの下を触ると気持ちいい。ぷにょぷにょである。
 名残惜しいが、今日はこの後十勝川温泉まで移動しなければならない。11時前に出発。1時間ほど、山中の信号もない閑散とした天馬海道を走りぬくと広尾町。北上して大樹町で昼食。豚丼を注文。豚肉が8mmほどの厚さなのが特徴。近くに、雪印大樹工場が見える。
 13時、さらに国道236号を北上。更別村、中札内村と全国的にも少なくなった「村」が続く。昨年寄った中札内村の「花畑牧場」をスルー。帯広市に入り、真鍋庭園を見物。「北海道ガーデン街道」の一角で、もっと北海道らしい広大なものを想像していたのだが、箱庭っぽくて少し拍子抜けした。それでも45分ぐらい歩いた。
 15時半、十勝川温泉の宿到着。
 この宿も馬を持っている。6日朝の乗馬を札幌滞在時に予約しようとしたら宿の都合でかなわず「楽しみが半分減ったなあ」と思っていたが、早めに到着したので「少しで良ければ今から乗って下さい」ということになった。今日2鞍目である。
 乗った後は、ここの7頭ほどの馬ウォッチングをしながら、インストラクタのお姉さんと馬談議。
・競走馬は生後半年ほどで母馬と離され離乳するというが、ここの仔馬(1歳)は母馬・祖母馬はおろか父馬と一緒という、考えられない生活をしている(ただし父馬は仔馬の出生後去勢されている)。
・7頭の中でも仲の悪いのがいて、腹を思い切り噛まれた痕がある。
・馬は怒りを耳を倒すことで表現するというが、ある馬は自分の前にほかの馬が来ると機嫌が悪くなる。実際に耳を倒したのを初めて目の前で見た。
・馬のエサに「ヘイキューブ」(牧草をサイコロ状に固めたもの)というのがあるのを知っていたが、実際に初めて現物を見せてもらった。径3cmほどで、草の匂いがする。「これがヘイキューブですか」「記念に持って帰ります?」「ハイ」・・・馬のエサもって帰ってどうするんだよっ。
・今日は道中、牛の牧場を見かけたが、牛多数の中に馬が一頭いたとか。馬の中に鹿がいることもあって、これを馬鹿と言うとか(それにしても、なんで馬と鹿なんでしょうね)、などなどなど。
そんなこんなで、17時前に飼葉。散らばっていた馬が走ってくる(2枚目)。こちらは植物性モール温泉に浸かりに行く。

 馬談議に関することは、馬のイラストレーター「おがわじゅり」さんのブログで覚えました。これは結構面白い。
  http://jurinobabo.exblog.jp/

*今日の土産「ヘイキューブ」(写真3枚目)
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