はじめてのNY⑧ Yankee Stadiumでの「不覚」

・2013.4.28(Sun),11:00(GMT-4)
 Yankee Stadium

 4日目。今日は日曜日。(と言っても毎日日曜日のようなもんである)
 マンハッタンを脱出して、ブロンクスにあるヤンキースタジアムへ。
 3年前に建て替えられたばかりのサラッピン。

 
開門前から楽しめる

 開門後約45分間、バッティング練習のときは、バックネット裏に近づくことができる。このことは「地球の歩き方」に載っていた。よいしょーっと
 
めちゃんこニア

 座席は「4階席3塁側の最上段」である。
 特に近くで見たいと思わなかったので、できるだけ安いチケットを探した。
 プレイを見るだけなら、NHKでも見ることができるし。ってな訳で、座席のグレードに関しては、妙に肩の力が抜けていた。

 
めちゃんこファー

 購入の検討を始めたのは2月中旬なんやけど、いわゆる公式戦の正規チケット(年間予約席でなく、ゲームごとのチケット)が売り出されたのは3月も中旬に入ってからで、「いつになったら売り出すのだろう」と気をもんだ。
 ちなみにMetsの方も検討したが、日程が合わず。僕がニューヨークに居る間はロードに出ていて留守だった。
 結局、NYYのホームページをいろいろ探ってみると、"Yankees Tickets Exchange"というのが別立てであり、それは2月からチケットをリセールしていたので、そこで購入した。「チケットを売り買いします」ということのようなのだが、Officialとある通り「NYYは関係ありません」という性質ではなく、座席も指定されてるし、何が違うのか良くわからないが、申込。
 チケットの値段は$16で、甲子園の外野席(¥1900)より安い。手数料を入れても$22である。これで、試合前とはいえ、バックネット裏まで入れてしまうのは、おトク感いっぱい
 ただ、PDFのチケットが送られてくる日(shipping date)が当初、出発前日の4月24日(しかも当然現地時間)と知らされたので、少し心配したが、結果的には日本時間4月21日には電子メールが届き、プリントアウトして無事準備完了。


 ここに来る楽しみの一つは、もちろん野球を見ることなのだが、もう一つは「歌を歌う」ことだった。
 アメリカ合衆国の国歌、Star Spangled bannerについては、歌えるようにしておいた。
 試合開始前の国歌演奏については、「国旗に注目するのが肝要」という趣旨のことがガイドブックに書いてあり、斉唱するものではないと言外に書いてあるのだが、小声でなら歌っても良いと思っていた。なぜなら、2年前の7月11日、フランクフルト・アム・マインで行われたFIFA女子ワールドカップ決勝戦のキックオフ前、シャノン・ボックスらアメリカの選手たちは、国歌を歌っていたからである。
 話をしたり、ショップを冷やかしているうちに13時。イカン。あと5分で試合開始である。
 1階のコンコースから4階の座席までは、思ったより距離があって焦った。階段ではなく、スロープが長々と続いていることまでは事前にリサーチできておらず、数百メートルを走った。国歌に立ち会えなければ、今日の目的の半分ぐらいが、消えてしまうやんか。
 何とか演奏前に4階席に到着した。
 ところが。最初に演奏された曲は、アメリカの国歌ではなかった。
 カナダの国歌であった。
 今日のビジターチームが、トロント・ブルージェイズであることは分かっていたが、カナダ国歌まではケアしていなかった。「しもたっ!」と思ったけど、もう遅い。不覚とはこのこと。
 
水島新司の画風を連想させるスタンドの傾斜

 余談に触れさせて欲しい。
 私が小学生の時、家族の話で恐縮だが、父親が、国旗や国歌という類について、一度のみ忠告をしたことがある。
 テレビのニュースで国際的な紛争について流れた中で、ある国旗(どこかは忘れた)が焼かれるシーンがあった。
 それを指して、「国旗を焼く行為は、最大の侮辱なので、してはいかん事である」とだけ言った。
 後にも先にも、それだけだった。両親とも、家庭の中で、国内外の政治体制についての立ち位置や、政策などについて自身の意見を述べたり、述べさせたりすることが無かった。腹の中にはもちろん何かしらあったのだろうが、とにかく口にはしなかった。
 この辺は、戦前生まれであることと職業が船員であったことが、無関係ではないと思っている。一方、「好むと好まざるとにかかわらず、自分の立ち位置(例えば、ノンポリであると言うことも含めて)を明確にしないと『何故だ』と詰問された」安保闘争時代に青春を過ごした先輩方の中に、こうはいかない方が居られるのは、理解してる。
 ついでに言えば、子供の頃通っていた市立の学校では、よく新聞等で聞かされる「君が代斉唱の時に起立しない教職員」とか、逆に「国旗国歌を敬えと息み返り上から目線で他人を攻撃する人」には出会ったことが無い。
 そういったバリアに守られて、成長したり、成長しなかったりした。

 
消防署には半旗(撮らず)"Why?"-"Boston."

 少数意見なのかもしれないが、国旗や国歌はプラグマティックな問題(これはこれで目を背けてはイカンのやけど)とは一線を画されるべきもので、アートとして見る・歌うに耐えるかということがが僕の最大の関心事であり、歴史のどの段階でそれが作られたかとか使われたかということは、言わば副次的な問題に過ぎないとおもっている。
 日章旗や君が代については、そういう文脈で、良くデザインされたものと評価してる。
 アメリカの国歌は、具体的なエピソードに基づくものである。
 具体性が過ぎると、ドイツの国歌の旧1番のように(敗戦したということも含めさまざまな理由で)歌えなくなるといったことが起こるが、日本に関してはそういう具体性が、まるで無い。


 すビバせん。野球を見に来てるんでした

 
イチさん#さんイチ
 
クローザー、怪投Rivera#42

 ブルペンはバックスクリーンの横やけど、リリーフカーはありません。
 100m近く走ってきます。

 試合の感想については、トラツさんのブログ「阪神タイガース今日のメダリスト」へ投稿したので、細かく言えば著作権はそちらにあるんやけど、ややめんどくさくなるので、私の投稿のみカット&ペーストします。
 書いたのが試合翌日なので、今思い出して書くより当時の気分をよく伝えていると思います。
 例によって日本語の入力ができんので、英語のつもりなんですが、スペルからして滅茶苦茶。だいたい、"Under the this line"ってなんなんですか 

■5. "Tigers Find the ways to win and finish 14-10-1 in April"

Good evening Mr.Toratsu!
The titel over is similar on the "New York Times" electrical edition(May 1st).

I would like to vote about the game Tigers vs. Carp with a win at 30th April:
 Gold: M.Murton 4RBI includes a 3-run Homerun.
 Silber: J.Standridge 1point loss(only his responsibility) in 1st-7th inning.
 Bronze: K.Kato perfect in 8th inning.
Hanshin Tigers,Hurray! Banza-i!!

In the last sunday(28th April) I have visited the Yankee Stadium and seen the game NYY vs.TOR. Under the this line I write some impressed thing that I feeled.
*Blanco(Catcher,Bluejays) catched the foul fly hitted by batter Cano(Yankees) handling his mit over the fence at 6th inning.
*Overbay(Yankees) hitted a 2-run homerun in the back screen at 7th inning as Fukudome hitted 28th April.
*Rivera(P,Yankees) pitched at 9th with his fast ball got the strikeout ,and closed the game. Superduper Pitcher!!
*Munenori Kawasaki was lined up in the starter as 9th batter and as SS of Toront Blejays, and hitted between 2B and SS of Yankees.
*Tha game takes only about 2 hour and 45minutes. very speedy, I feeled.[NYY 3 - 2 TOR] ■

 最後にもあるように、試合はスッスカスッスカ進んで、早々と7回に。
 "Take me out to the ball game"については、以前から、「ちょっと素朴過ぎて、面白みに欠ける歌」という印象があったけど、歌ってみたら楽しいもんやった。9月11日の惨劇以降流されるようになった"America"なんかは、あまり歌声が聞こえなかったけど、前者はもうみんな歌っている。それにしても、どこの球場でもおんなじ歌が歌われる、っていうのは感覚として不思議な感じもする。
 隣の席は10歳ぐらいのboyがいたので、"For the one, two, three strikes, you're out." の "OUT" のところで、審判のやるジェスチャーで「お前はアウトだとやってやろうと思ったが、距離が近すぎて殴ってしまいそうに思えたので自重した(>_<)

 
川﨑ムネリン#66も出場。


(澁谷光基/渋谷光基/しぶやこうき)


「はじめてのニューヨーク」は、毎週木曜日0:00に自動更新します。
 次回の投稿は、「ガーシュウィンの跡を訪ねて」7月18日(木)0:00投稿予定です。
 ただし、その日の出来事などを都度投稿することがあります。

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