神戸港へご案内① 神戸駅・ハーバーランド間に横たわる「壁」

・2013.6.1(Sat),11:00(GMT+9)
 神戸港/Port of Kobe/Kobener Hafen

※長いので、適当に見たいところだけ見て下さいネ。記事が長くて重すぎるので二つに分けました。
 「飛ばす」ボタンの作り方がわかりませんでした。

 神戸港新港第1突堤に、航海訓練所の練習帆船「日本丸」が寄港して、セイルドリル(帆を張る訓練)を見せるというので、出かけてみた。
 ついでに、この際かねてから気になっていて、何度もFacebookなどでエエ加減な見解を表明してきた「ハーバーランド」も見ておこうと思って、少し早目に自宅を出た。

 今日のルート前半。

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 高速神戸駅で下車。すぐ上は楠公さんこと、湊川神社。2000年、というより平成12年春場所で見事優勝した貴闘力関を祝勝するため1500人が集まったのはココ
 
 歩いて3分ほどで、JR線神戸駅。
 神戸駅を北から南へ抜けると、地下への入り口
 ハーバーランドまでは地下でつながってるんやけど、今日は問題点を明らかにするために、陽の当たる(はずの)地上を行くことにします。

 いきなり訴えたい点の核心を見ていただきます。新装"Umie"を見たい方、もう少し辛抱して下さいネ。
 神戸駅の南側には、地上に国道2号線(片道3車線)+高架に阪神高速道路3号神戸線と国道2号線浜手バイパスが横たわっています。写真は北側から見た図で、高架道路は、歩行者用連絡橋に隠れて見にくくなっています。

 南側から見るとこうです。高架が3つあるように見えます。高い位置から、阪神高速・国道2号線浜手バイパス・歩行者用連絡橋です。

 横断歩道はありません
 こんな暗い所に横断歩道があっても渡る気がしないし、お年寄りなどごゆっくり歩かれる方は、合計8車線(浜手バイパスのランプがあるので)分の道幅を一回の青信号で渡り切れる感じがしません。
 なので、こんな歩行者用連絡橋があるのですが、これがまた暗くて閉塞感一杯。
 「今日は休日♪」って日に、歩く気します?
 窓から道路を見るとこんな感じ

 道路は都市装置として必要なもの。
 私も阪神高速にも直接的・間接的(物流も含めて)お世話になってる。
 でも、この「地上の多車線道路の真上に、高架道路がかぶさっている構図」はとっても残念。市街地(神戸駅)側と港(ハーバーランド)側との間に巨大な壁があるようなもので、心理的距離がとても大きくなってしまう。

 一番イイのは、もう何回も言ったけど、横浜の関内辺りのように、首都高速を地下に入れてしまうこと。横浜の場合の詳細は、YSKさんのブログJapan Regional Explorerから、Another phases of “YOKOHAMA”に詳しいです。

 それが難しいなら、「地上の多車線道路」と「高架道路」の位置を、数十mずらすだけでもイイ。そうすれば、横断歩道に太陽光が当たるから、横断するときの抵抗感が全然違う。
 神戸市内では、メリケン波止場前から税関前までの区間だけが、この構図になっている。
 これなら、市街地と港との心理的距離が、かなり近くなると思う。
 OKな例を、下に示します↓
 阪神高速の高架。京橋交差点南から
 国道2号京橋交差点。明るいから横断に抵抗が無い
 北側から見るとこう。

 余談だけど、関内の首都高速を地下に入れさせたのは、横浜市長の飛鳥田一雄。のちの社会党委員長で、大規模な公共事業を嫌う人が多かった革新(もう死語ですネ)側の首長のなかにあって、この人は首都高速以外にも、高島町の浜側に鎮座していた三菱重工横浜造船所を磯子に移転させて、そこに「みなとみらい」を造り、二か所(横浜駅地区と、山下公園と埠頭・伊勢佐木長者町地区)に分断されていた横浜の都市装置を再生させることに成功した。今の社民党は「典型」ですらないけど、当時のこの人の実力は認めざるを得ない。
 かくして、現在の山下公園から伊勢佐木長者町までつながる都市装置の軸は、全く抵抗なく行き来できるようになっている。もちろん、首都高速を地下に入れるには費用が余計にかかるわけで、かつての革新首長の財政感覚が甘かったのも事実。


神戸ハーバーランドに戻って、道路を渡ってしまえば、こんな明るい世界が待っている

 北から南を望む

のだが、ハーバーランドに関して、もう一つ触れておきたいことがある。

 今日は僕は神戸駅から地下道(地下街Duo Kobe)を使わなかったのだが、大方の人は地下街を通ると思う。
 地下街には多少店舗やインフォメーションセンター(多分)もある。
 で、地下街を通って、国道2号線の下をくぐると真っ先に当たる建物が「神戸ハーバーランドセンタービル」


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である。
 ところが、下の写真の範囲では、コンビニが一軒営業しているが、他は店舗らしい姿が無い。(この西側にはホテルクラウンパレスになっていて、レストランがあるが、見えない。)がらんどうなのである。
 ファミマ以外は電気が点いていない
 この建物の北半分は吹抜のイベントスペースになっていて、時々は何かやっているんやけど、今日はこの通り。


 この建物には、ハーバーランドがオープンした当初、「西武百貨店」が入居していたが、2年で撤退した。
 その後、「ハーバーサーカス」「ビーズキス」と移ったが、いずれも撤退した。
 最近まで、「ファミリオ」という名前だったが、結局コンビニや一部の飲食店を除いた大半の店舗が撤退してしまい、現在は上の写真の様な体たらくである。
 そういえば海外航空券でお世話になったH.I.S.の神戸支店もここにあったが、いまは三宮に移転した。

 繰り返すけど、この建物は、神戸駅や地下鉄のハーバーランド駅から「一番近い」建物であり、地下街を通ってハーバーランドに向かう人は、必ずこの建物の横を通る。
 逆に、駅から一番遠い建物は「モザイク(現Umieモザイク)」である。
 「モザイク」は後で触れるけど、いつ行っても混んでいる。待ち時間なしに食事ができたことが無い。
 駅から最も遠いところが一番賑わっていて、最も近いところが一番閑古鳥が鳴いている。しかも、20年以上おんなじ状態がテナントが変わっても同じように続いている。誰かおかしいとは思わへんのやろか。なんか、「鬼門」という言葉すら連想させる。


 前段が長くなり過ぎてしまった。すビバせん
 もうちょっと軽やかに行きましょう♪
 巨大な風呂屋
 Umie西端
 神戸新聞 & Dayly Sports & JOCR,558kHz,20kW
 Umie2階バルコニーから ガラスの向こうにはポートタワー

 Umieの浜側に回ると、運河があり、旧煉瓦倉庫を利用した店がある。
 ゆるゆると過ごせる
 長澤文具

 煉瓦倉庫を抜けると、海が見えてきます。外側から、
 川崎造船第4ドッグ
 旧第5突堤信号所

 ここからは、さっきちょっとだけ姿を見せていた観覧車にのって、目線を変えてみましょう。
 左は"K""O""B""E" 右は"U""W"=「ご安航を祈る」
 何かの灯台?右"WELCOME" 左"TO MOSAIC"
 高浜岸壁と中突堤観光船乗り場
 コンチェルト出航

 神戸は港町でもありますが、六甲山のある街でもあります。
 アンテナのあるのが菊水山
 市章山。碇山も見えます。夜は点灯します。
 摩耶山

 観覧車を降りてUmie MOSAICへ。ここは、いつ行っても混んでいます。20年前ハーバーランドが開業して以来、この状況は全然変わりません。
 
 アンパンマン・ミュージアム
 高浜岸壁。ここでひと休み。

 以下、後編「中突堤→第1突堤→京町筋」②に続きます。

次回は、6月6日(木)0:00更新予定です。
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